こんにちは。8DRONE8の羽田(はだ)です。
年に数回、代理店様よりご依頼いただき、各地へと足を運ぶ撮影案件。
今回は、大手自動車メーカーの広告用撮影として、兵庫県佐用町のひまわり畑を訪れました。
今回の撮影地となった佐用町は、普段なかなか行く機会のない場所。
だからこそ、こういったお仕事を通じて新たな土地や風景に出会えるのが、
私にとっての何よりの楽しみでもあります。
前日:津山市での打ち合わせと前乗り

撮影は、ひまわりの見頃と車の美しさを最大限引き出すため、早朝スタート。
一般のお客様が少ない時間帯を狙う必要がありました。
そのため、前日は津山市内のホテルに集合し、チームで軽い食事をとりながらの打ち合わせ。久々のメンバーともあって、和やかな雰囲気の中で翌日の流れを確認しました。
撮影当日:曇り空とひまわりと。
当日の天気は、あいにくの曇り予報。順光が欲しい場面もありましたが、
スケジュールの都合上、延期は難しく、予定通り決行することに。

「青空がない夏のひまわり畑」という一見ネガティブな条件も、
逆に柔らかいトーンでの撮影が可能になったりと、
カメラマンとしての工夫のしがいがある場面でした。


風も穏やかで、ひまわりはしっかりと咲き誇り、主役である車との相性もばっちり。
スタッフ一丸となって、限られた時間の中でベストなカットを追求しました。
撮影を終えて
撮影地としての佐用町は、想像以上に素晴らしい場所でした。
ひまわりの規模感、手入れされたロケーション、そして地元の方々の優しさ。
こういった出張撮影を通じて、新しい景色と出会えることも、
この仕事の醍醐味だと改めて感じています。
また来年、季節が巡った頃に、同じ場所でまた違う表情を撮れたら——。
そんなことを思いながら、機材を片付け、佐用町を後にしました。